日本では、新築住宅に対する憧れが強く、山を切り開いて宅地造成され、新築の1戸建て住宅が今も開発され続けています。
若い頃に住宅を求めるとなると、子育てのためにこうした郊外の方が良いと判断するのと、地価が安く、比較的住宅価格が安くて求め易い為でしょう。

 

しかし、こうした現象と、少子化が重なって日本では様々な住宅や住宅街に関連する課題が顕在化しています。
その1つは、郊外の大規模開発された公団住宅などが老人だけの住宅街となり、店も減少し、買い物難民などを生み出している事です。

 

何年かするとこうした街は、ゴーストタウン化する恐れがあるのです。
また、郊外の一戸建ての住民で、子供が独立した老夫婦に、都市中心部のマンションへの回帰が生じているのです。

 

少子化の中で、日本中に空き家問題も生じています。
地方の過疎地のみならず、都市部の下町でもこの現象は深刻になっています。

 

こうした現象に対処するため、日本人は住宅を供給する側も、購入する側も意識を少し変える必要があるかも知れませんネ。
都市部とその周辺には、長く住む事のできる躯体のしっかりとした住宅を建設し、リフォームをして長く住む習慣に転換すべきではないでしょうか、、、。

 

日本の都市や自治体が安定的に存続しつづける為にも、リフォームをしつつ長く住むコンパクトな町や住宅街を目指すべきだろうと思います。
ヨーロッパの街の様に、古くても人が住み続け、それが街の風格となるような住宅街を目指すと良いのではないでしょうか。